郷土料理レシピ
ところてん
鹿児島県の長島町などでは、昔からお盆に「ところてん」を作る習慣があります。
近くの岩場でとれたテングサを、水洗いと天日乾燥を繰り返し、明るい茶色になったものをところてんの原料として保存します。
これを水で煮立て、寒天質を煮だしてから、さらし布で濾し、固まった寒天を「ところてん突き」で突いて食べます。
材料(作りやすい分量)
テングサ(乾) 25g
水 1 リットル
酢 15cc
酢醤油
酢 50cc
淡口醤油 50cc
みりん 50cc
作り方
- テングサは3、4 回もみ洗いをし、固くしぼる。
- 鍋に、①と分量の水と酢を入れ、強火にかける。
- 沸騰したら弱火にし、30 ~ 40 分煮る。
- 火を止め、布巾で濾し、バットに流し入れる。
- 冷蔵庫で冷やし固める。
- 「 ところてん突き」に入る大きさに切り、突く。
- 器に盛り、好みで酢醤油をかける。